カラコンをつけると目やにが増えるって本当?
初めてカラコンを使ったという方が、これまで以上に目やにが増えてしまったという事実に悩むというケースが少なくありません。
目やにの主な原因は目の中で起こる炎症ですから、カラコンに変えて間もなく目やにが増えたという場合には、何らかの事情で角膜に傷が付いて炎症を起こしていると考えることが自然です。
長時間に渡ってカラコンを装着したり、カラコンを付けたまま眠ってしまったりした場合には角膜を傷つける可能性が上がるため、その影響で目やにが出現していると考えるべきでしょう。
目やにという症状だけで収まっている間は特に大きな警戒をする必要こそありませんが、目がダメージを受けているというサインであることを忘れてはなりません。
カラコンを付けなかった翌日にも目やにが沢山出てしまうという場合には、感染症に蝕まれている可能性もありますから、眼科で検査を受けてみましょう。
特に目やにが原因で目が開かなくなってしまったり、激しい充血を伴っていたりする場合には、すぐにお近くの病院に足を運ぶことをおすすめします。
目やにを抑えるための方法はあるのか
目やにの原因として真っ先に考えられるのは目の乾燥であり、ドライアイを改善させることが目やにの軽減に繋がる可能性を高めます。
カラコンがソフトレンズの場合、目の中の水分を吸収して形状を保っていますから、水分不足を招いて慢性的なドライアイを引き起こしてしまうリスクがあるのです。
ドライアイに対応する目薬を小まめに差し、なるべく目の中が乾燥しない環境を整えて対応してみましょう。
また、カラコンの装用時間を短くしたり、一度取り外してしばらく休んでから新しいカラコンを装用したりするなどの対策を取ることも有効です。
軽い症状に思われがちなドライアイですが、角膜剥離症などの重大なトラブルを招く原因にもなりますから、目薬で状況が改善されなければ病院で治療を受けましょう。